挑戦しない者は成功も掴めない
「卵を割らなければ、オムレツは作れない。 You can't make omelet without breaking eggs.」ロバート・ロッセン『オール・ザ・キングスメン』より
ロバート・ロッセン(1908年3月16日 - 1966年2月18日)は、アメリカ・ニューヨーク出身の映画監督・製作者・脚本家。
2008年12月17日、吉本興業株式会社所属のお笑いタレント、間寛平さん(59)が2年半をかけて太平洋、アメリカ大陸、大西洋、ユーラシア大陸を回るマラソン2万キロ、ヨット1万6000キロの世界一周にチャレンジする「間寛平アースマラソン」が、大阪市中央区のなんばグランド花月(NGK)からスタートした。
出発式前の会見で間さんは「どんなことがあっても何年かかっても、帰ってこようという気持ちです。笑いながら走ります」と力強く抱負を語っていた。そして元日、ついに千葉県鴨川市の漁港から「必ず生きて帰ってくるよ。あ~めま~」という鉄板ネタを最後に笑顔で旅立った。
間寛平さんと言えば、幼い頃学校から帰って必ず見ていた「よしもと新喜劇(当時は吉本コメディー)」において、コメディ№1の坂田利夫と共に“アホの2大巨頭”であった。もちろん二人とも本物の阿呆ではないのだが、子供心に強烈な印象を残していることは確かである。
お世辞にも賢いとは思えないようなギャグの数々で、私達を爆笑の渦に巻き込んできた間寛平さんであるが、今度はなんともとてつもない事を考えたものだ。しかも、高齢の母親を日本に残してである。もしかしたら、死に目にも立ち会えないかも知れないのに、よく決断したと思う。旅立つ側も、それを送り出す側も相当の不安や葛藤があったであろう事は想像に難くない。
その決断を後押ししたのは、一体何だったのであろうか?もちろん家族や友人の言葉であった事も否定はできないが、僕が想像するに恐らく、“今しかない!”という気持ちだったのではないかと思う。この機会を逃せば、もう一生チャレンジできなくなってしまう。そんな、切迫した気持ちに最後は後押しされたのではないかと思う。
人間は、無限の可能性を秘めている。無理だ不可能だというのは恐らく自分にとって体の良い言い訳で、実際にやってやれない事などないと思う。もちろん、数値的な評価を下してしまうと、自ずと限界というものは存在するのだが、人間は自ら不可能だと思った時点で、本当に実現することが不可能になってしまう。
ただ、人間である以上は寿命や体力的な衰えがある事も厳然たる事実であり、そこから逆算した時、間寛平さんは“今しかない!”という結論に達したのだと思います。間寛平さんの成功とご無事をお祈りします。
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