人類にとって最も愚かな行為
「将来の戦いを避ける方法は唯一つ。即ち政府が戦おうとしても、人民が戦わぬから仕方がないと言う様にすることである。」二葉亭四迷
二葉亭 四迷(元治元年2月28日(1864年4月4日) - 明治42年(1909年)5月10日)は、日本の小説家、翻訳家。
12月27日から始まったイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ空爆が全く収拾する気配を見せない。30日現在での死者は少なくとも363人、負傷者は1720人に増えた。
中東諸国というのは、我々日本人にとって最も危険な匂いのする地域ではなかろうか。いわゆるパレスチナ問題というのは、第一次世界大戦まで遡る。当時ユダヤ軍・アラブ軍は共にイギリス軍の一員としてオスマントルコ帝国と対決し、現在のヨルダンを含む「パレスチナ」は戦勝国であるイギリスの委任統治領となった。
その後、1947年11月29日の国連総会において、残ったパレスチナの56.5%の土地をユダヤ国家、43.5%の土地をアラブ国家とし、エルサレムを国際管理とするという国連決議181号パレスチナ分割決議が可決された。それにより旧パレスチナから、イスラエルが独立する訳であるが、この時イスラエルの独立に反対したアラブ諸国(エジプト・トランスヨルダン・シリア・レバノン・イラク)が隣国新パレスチナに侵攻した(第一次中東戦争)事が今に繋がるそもそものきっかけとなる。
中東問題は、民族問題、宗教及びその聖地の問題が、あたかもモザイクのように複雑に絡み合っており、隣国と国境を接していない島国である日本人の感覚ではなかなか理解することは困難である。だが、僕がこのような問題に接して何よりも悲しく感じるのは、イエス・キリストもアラーもマホメットも釈迦も恐らく他者と考え方や価値観、肌の色、言語、土地などの問題で、お互いが合い争う事を決して望んではいないはずだと思うからである。
みんな平和を望んでいるはずである。そうであるのに、自国民の平和を護る為に戦争をし、自国民にも被害者が出るというのでは、まったくの主客転倒である。お互いがエゴを押し付け合ったのでは問題も解決するはずがない。とくに当事者同士が話し合ったのでは、絶対に公正な判断はできない。国際社会の介入を認め、遺恨を残さないような解決を目指さなければならない。これからの時代は、国や地域というような小さな枠組みで物事を考える時代ではなくなってきているのである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント